壁を越えて行け。
昨日は宝塚歌劇団月組の東京公演の初日。
組もメンバーも違えど、音楽学校を共にした
上級生・同期・下級生はいるわけで。
観劇するこちら側も何とも複雑な気持ちで劇場入り。
こういう時に限って3列目っていう奇跡の前方席。
普段なら手放しで喜ぶのですけどね
表情とかとにかく全部オペラグラス無しで眼に入ってくる。
冒頭、理事長が異例のご挨拶。
それによって更に何とも言えない空気感でさぁ。
お芝居はドイツの東西統一時代の話で
ベルリンの壁を破って・・・生き別れた母に再開して・・・。
最後の方で壊れた壁が盆の上でくるくる回り
東西の民衆が「喜びの歌」を大合唱する場面があって
普段芝居とかで泣きもしない現実主義の私でも
(舞台装置とか衣装とか足の指とか化粧とか
ダンスのフォーメーションとか見ちゃうのw)
生徒たち全員の今のそれぞれの気持ちの波動が伝わって
何かを受け取ってしまって・・・そうだよね、そうよね。
初日は舞台挨拶があってトップがご挨拶するのが慣例。
特別に何も言わなくたってそのホッとした顔を見たら
色々伝わってくるよ。
「お客様も楽しんで私たちも楽しんで3時間過ごせたらと」
覗いた人間によってそれぞれ模様の違う万華鏡・・・。
#宝塚歌劇団
#月組初日
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