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2021年3月

美しい園に桜咲き誇る。

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東京の桜開花宣言とともに、第一ホテルでもう一つの桜が先を越して満開になった。

当初はディナーショーだったけど、緊急事態宣言が延長になっちゃったので、
食事は無くなり、ペットボトルの水のみ(スペシャルボトルです)。

食事には興味が無いので(おいしいもの食べたいとか思わないタイプ)、
個人的には残念感は無いけれど、
そこそこの人数のディナーがホテル収入を占めると思うので
それが会場費のみとなったのは気の毒と言うか・・・。

ホテル入り口で検温、会場入り口で検温、
もちろんチケットは自身で切って入場となる徹底ぶり。
当然会場内では観客は全員マスク。
私は彼女デザインのオリジナルピンクマスク装着。

第一ホテルでのディナーショーは数年前だったら1テーブルに10人、
テーブル数も入る限り詰め込んでいたのに、
1テーブル7人で通路にたっぷり余裕があるテーブル数。

さて、ショーは主役の新人時代から現在のトップになるまでの曲、
その時の彼女の姿を思い浮かべて、母親的な感情が溢れてきた。
本当に大人になったなみたいな。

一緒に出演されてた1学年上の男役ジェンヌさんは
下級生の頃から組むことが多く息もぴったり。
ふたりで歌うとその場面が鮮明に蘇って、胸がいっぱいになる。
彼女も今や空間を支配するオーラが素晴らしく、きっと数年先にはトップになると。
エリザベートのナンバーを聞きたいと思っていたので
「私だけに」「私が踊る時」のトート閣下とシシイに酔いしれた。

最後に「Amazing Grace」を原詩のまま歌い上げた時は、もう涙すら出ない感動。
どうしても劇場では歌の場面ばかりではないので、
彼女の歌をここまで堪能出来て本当に幸せだった。

女性ばかりの集団、決して楽しい事ばかりでは無かったと思うけれど、
苦労・苦難をパワーに替えてしまう強さ。
技術や容姿はもちろんだけど、他の人と己を比べず、努力を惜しまず、
群れることも孤立することも無く過ごせる。
頂点に立つ条件はそこかもしれないと、昨日の彼女を見て気付いた私なのでした。

明けて本日、余韻に酔いしれながら、
山のような冬物の服を片付け、
春のスカーフを洗って・・・疲れた。

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